第7回緑友同窓会朝食会

今年の緑友同窓会朝食会は611日朝8時からグランドアーク半蔵門で、衆議院議員小坂憲次氏(12回生)を講師に迎えて開かれました。会場は満席で数人の方にはやむを得ずお断りしたと関係者はうれしい悲鳴をあげておりました。

小坂氏は昨年9月までは小泉内閣の文部科学大臣として、現在は自民党政務調査会筆頭副会長の重責にあり、重要政策のとりまとめの責任者として活躍されております。小坂氏の父君が政治家であったので、中学時代に先生からも「お前も政治家になるのか」とよくいわれましたが、当時はそのお気持ちがなくて答えはいつも「いいえ」だったそうです。

お話は、社会保険庁の年金記録もれ5000万件の処理についての安倍内閣の決意、大臣の時苦労されてまとめられた教育基本法・教育三法の苦労話、ともすれば戦争をするための改正と短絡して語られる憲法改正論議への警告、コミュニテイー策定(地域再生)の多岐に及び、また講演終了後には靖国神社問題、成人18歳論議、投票率低迷への対策に対しての質問にもていねいにお答えになりました。その内容はこの朝食会でなければお聞きできない率直にご自分の主義主張を明確に表現されたご回答でした。その中で、未来をになう子供達への話しかけを重要視されて、国会見学の機会に直接子供達に話しかけて政策を易しいことばで説明され、将来その効果が出てくるのを楽しんでおられるご様子からは幼いころの氏を知る我々にとって、ほほえましく、たのもしい政治家とお見受けいたしました。

                                                 谷 弘志さん(3回)記